家賃を払うのはもったいないは、本当?〜住宅取得に関するお話
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>2−5.家賃を払うのはもったいないは、本当?
2−5.家賃を払うのはもったいないは、本当?
このテーマ。『家賃を払うのはもったいない』は、住宅を売りたいセールスマンと住宅欲しい病にかかっている人の、『決め台詞』のひとつです。
もちろん賃貸では、大家さんに家賃を毎月支払っていますし、いつまで支払っても
自分のものにならないので、『もったいない』ことは確かです。
しかし、賃貸には良い部分が多くあることも確かであり、
人口が減っていくにも関わらず、マンションなどの建設が止まらない日本では
将来賃貸料が下がることや、年齢が高い人を受け入れてくれる賃貸が増えていくことは確実です。
それでも、『もったいない』から、どうせお金を払うのであれば、
マイホームを手に入れたいという方は非常に多いと思います。
結論としては、『持ち家と賃貸はどちらがお得?』と同じになってしまいますが、
資金計画が整えば、マイホームを購入することを選択肢に入れることができます。
資金計画が整っていない場合は、『もったいない』からと言って、マイホーム購入に踏み切るのは危険。
ということになります。
実際は、マイホームは手に入れると、刻一刻と古くなっていきます。
10年〜20年で水周りや外壁のリフォームや設備の入れ替えも必要になります。
(我が家でも、給湯器の入れ替え、トイレの入れ替え、水洗金具の交換、ガスレンジの交換、
外壁の塗り直し、外の柱のペンキ塗りなど、故障や水漏れの対応に多くの費用が発生しています)
マイホームを購入する為に必要なものは『資金計画(35年間返済を続けることができるか)』
になりますので、資金計画が整っていない方で、マイホームを手に入れたい方は、
社宅を利用することや、少し安い賃料の物件に移り、貯蓄を増やすなどの工夫をしたいところです。
そして、セールスマンの『もったいない』に惑わされて、無謀な返済計画で、住宅ローンを組まないことです。
マイホームを購入する場合は、『もったいない』から購入するのではなく、自分の家族の未来設計・資金設計をして、
『購入しよう!』と自分で決め、返済に無理のないマイホームを手に入れる。
そして、将来になって、「家にもう少しお金をかけても大丈夫だったね」と話しつつ、
家族で旅行に出かけることのできるような余裕のある購入の仕方が理想です。
2−4.持ち家と賃貸はどちらがお得?<前へ 次へ>2−6.変動金利は景気が良くなると危ない?悪くなると危ない?